『TITAN HUNTER ステラ ~生意気人造少女をサンドバッグに~』美岳|巧みに構成された腹パンストーリー

TITAN HUNTER ステラ ~生意気人造少女をサンドバッグに~【単話】

レビュー

お気に入り度:★★★☆☆ (3/5)

まずは容赦無い暴力を受けるヒロインの画から始まり、掴みはバッチリ。
次に、こうなるに至った経緯を辿る回想パートへと場面は切り替わり。
作品タイトル通りの小生意気さを見せてくれるステラちゃんに否が応でも期待は高まります。

1度目の腹パン制裁行動にちゃんとした目的があったのが巧みだと思いました。
腹パンだけを執拗に狙ってくることに理由付けがされていて違和感なく受け入れられます。
読者に「なら腹パンに執着してしまうのも仕方ない!」と思わせてくれる見事な構成ですね。

2度目の腹パン制裁シーンではお待ちかねのエロとリョナの複合描写が展開されます。
暴力を振るう上で最低の、1度目とは対局に位置する理由付けが為されているのも歪んだカタルシスをもたらしてくれますね。
結局のところ私は生意気だったヒロインがどうしようもない理由でメチャクチャにされる様を見たかっただけなのです。

徹底した腹パン構成で、バイザー等「対巨人駆逐用の兵器」としての記号を極力残したままという心遣いが個人的には非常にありがたかったです。

TITAN HUNTER ステラ ~生意気人造少女をサンドバッグに~【単話】